できるだけノーマルルックを維持しつつ、機能性を高めたい!ということでSR400にai-NET製「メーターバイザースクリーン」すなわち風防を取り付けてみました。
今回は取付方法から実際の使用感まで紹介していきます。
こんな人にオススメ
私がSR400を選んだのは、そのクラシカルなスタイルと単気筒の鼓動感が魅力的だったからです。
だからこそ、カフェレーサーやボバーなど人気なカスタム車両がある中で、あえてまったく手の加えられていないノーマルSR400をオークションで購入しました。
このai-NET製「メーターバイザースクリーン」は、私のようにクラシカルなスタイルに魅了されている、スタイルを壊したくない、という方にこそオススメです。
※出典:株式会社 アイネット(https://www.ainet-web.com/)
メーターバイザースクリーンの紹介
ai-NETから出ている「メーターバイザースクリーン」はクリアとスモークの2色展開されており、私が購入したのはスモークタイプです。
こちらは汎用品で、ヘッドライトとヘッドライトステーの間にかませる形で取り付けることになるため、ヘッドライト左右からステーが伸びている車種であれば大体取り付け可能です。(※適合車種は公式ページにて)
ai-NETからはさまざまな大きさのスクリーンが販売されていますが、できるだけ見た目に影響しないようにということで今回は一番小さなものを選びました。
いざ開封してみると、手が触れるフチ部分はしっかりとバリ取りされており手触りも滑らかで、スクリーンとステーを固定するネジ穴部分にはゴムが採用されています。
400cc単気筒で振動の鬼であるSR400において、このゴムはとても重要であり、ゴムがないことでカタカタ音がしたり、振動によってスクリーンが割れてしまうこともありますが、このように対策も完璧です。
価格は時期により変動するものの大体4,000円ほどを推移しており、スクリーンにしてはとても安い部類になりますがお値段以上の丁寧な商品作りが伺えます。
取付方法
取り付け方法はいたって簡単で、付属のネジとワッシャー、ナットを使って付属のステーと固定し、それをバイクのヘッドライトとヘッドライトステーにかませるだけです。
作業時間は10分~30分ほどで、ヘッドライトの純正ボルトを外す難易度が高ければ高いほど、それだけ時間もかかります。
私の場合は、ヘッドライト内部かとても錆びてしまっていたため、ヘッドライトの分解にかなり時間を要しました(笑)
以下、取り付け参考画像です。(※必ず付属説明書を確認して取り付けてください。)
※出典:株式会社 アイネット(https://www.ainet-web.com/)
取り付けの際に気を付けておきたいのが、光軸をいじらないことです。
こちらの商品に限らず、ヘッドライトステーにかませるタイプのスクリーンは、取り付け時に必ずヘッドライトを外して分解する工程があります。
無事にスクリーンの取り付けができても、ヘッドライトの向きが変わってしまっていたり、光軸を触って変更してしまっていると、整備不良で切符を切られたり、車検に通らない可能性が出てきます。
そうでなくとも、光軸を変更してしまっては夜道を上手く照らせなかったり、対向車の運転の妨げになるリスクがあるので十分に気をつけて作業しましょう。
ビフォーアフター
作業開始から30分ほどでようやく取り付け完了しました。
ヘッドライト内部が錆びが酷く、ヘッドライトカバーと純正ボルトを外すのにとても苦戦を強いられましたが、なんとか無事に取り付け完了し、光軸も問題ないことを確認しました。
見栄えはこんな感じです。
↑正面から【左】ビフォー、【右】アフター
↑斜めから【左】ビフォー、【右】アフター
スクリーンを取り付けたことで、色味もスモークだからなのか少し落ち着いた雰囲気になった気がします。
高級感があるとは言えませんが、特に安っぽい感じもなく満足のいく見た目になりました。
使用感、レビュー
実際に取り付けて走行してみましたが、これだけ小さいスクリーンであってもあるのとないのでは風の感じ方がまったく違います。
体感的には、お腹辺りから上は全て風にさらされていたものが、60キロ巡行では首の付け根より下には風が当たらなくなっています。
もちろん、風を横に流すような作りではないので肩辺りには変わらず風が当たりますが、ノーマルルックをできるだけ壊さないで機能性を上げるという点においては言う事なしの満点評価です。
ちなみにSR400ではこのようにスクリーンとメーターの間に空間ができるため、停車してグローブを外す場面ではちょうど良い置き場所になっています(笑)
以上、ai-NET製「メーターバイザースクリーン」のご紹介でした。