ヤフオクで購入したSR400は走行距離もあまりなく状態こそ綺麗でしたが、五代目SR400ことRH01Jということもあって、いたるところが経年劣化でやられていました。
タイヤもまだまだ山が残っていたのですが、かなり硬化してしまっていたことと、ひび割れが気になったので純正タイヤからクラシックバイクと相性抜群のDUNLOP『TT100GP』へ交換することにしました。
※出典:住友ゴム工業株式会社(https://dunlop-motorcycletyres.com/)
TT100GPを選んだ理由
五代目SR400であるRH01Jは、純正でフロントがMETZELER 90/100-18 54S、リアはMETZELER 110/90-18 61Sを履いています。
寿命が長いと言われてるこのタイヤですが、あくまで私の主観としては長寿命ということ以外は特に尖っている性能もなく、何でもそこそこにこなせるタイヤという印象です。
長持ちする、地面を食いすぎず食わなさすぎず、純正としてはこれ以上にないタイヤだとは思いますが、タイヤ交換時にもう一度同じタイヤを選ぶ方は少ないんじゃないでしょうか。
SRはカスタムの幅が広い分、カフェやボバーなど自分の好みのカスタムしていくうえで、タイヤの選択肢はある程度絞られていきます。
私の場合は本来のクラシックなスタイルが好きなので、純正ルックに合わせる定番のタイヤといえば、BRIDGESTONEの「ACCOLADE」やIRCの「GS-19」などなどたくさんあります。
そんな中でDUNLOP「TT100GP」を選んだのは、第一に見た目です。
タイヤパターンが直線でも流線でもなくカクカクゴツゴツしていて、ブロックではないのに無骨なルックスになっているのが非常に好みでした。
第二に、グリップ力です。
タイヤ交換を依頼したバイク屋さんもそうでしたが、この「TT100GP」を語る方が口を揃えて言うのがグリップ力の高さです。
パターンを見れば何となくイメージできますが、地面との抵抗がとても大きそうな気はしますよね(笑)
ドコドコ言わせながら地面を食うようなグリップを楽しみたいという思いから「TT100GP」への交換に決めました。
TT100GP装着
こちらはもともと履いていた純正タイヤ(METZELER 90/100-18 54S)です。
こちらはDUNLOP「TT100GP」。
イギリス領内のマン島で開催されるバイクレース「マン島T.T.」で使われていたTT100のタイヤパターンがベースになっているとのことで、これがSR400のクラシカルなデザインにかなりマッチしています。
使用感、レビュー
実際に「TT100GP」を装着して1000キロほど走りましたが、本当にグリップが良すぎて乗っていて楽しいです。
大雨での乗車こそしていませんが、多少の悪路や山道なんかでも地面に食いついている感触がしっかりとあります。
また、SR400は低回転域でのトルク感こそ醍醐味なのですが、この「TT100GP」に変えてからはより、地面を蹴ってグングンと前に進んでいく感覚を味わえます。これがもう本当に楽しいの一言に尽きます。
乗り味や見た目を変えるためにタイヤを交換する方もいらっしゃいますが、そうでなくともタイヤは消耗品です。
見た目を気にしない方も、カスタム意欲がない方も、バイクに乗り続けていればいつかは必ずタイヤ交換するときがやってきます。
そんなときに、「TT100GP」を一度試してみてはいかがでしょうか。
きっとこれまで乗っていたSRとはまた違った一面を見せてくれると思います。
以上、SR400定番タイヤに交換してみた、でした。