今回は2021年にフルモデルチェンジされる一世代前、2020年2月28日に発売された受注期間限定モデル『PCX150 ABS』の納車です!
カスタムされた中古車両を購入したので、「なぜ150にしたのか」や「カスタム内容」について話していきます。
PCX160を選ばなかった理由
私が『PCX150』を購入したとき、市場には既に『PCX160』が溢れていました。
PCXは2021年に3度目のモデルチェンジを迎え、排気量149ccの『PCX150』は排気量156ccとなり、それに伴って名称も『PCX160』へと変更されています。
モデルチェンジの変更点は、7ccの排気量アップに加え、後輪ブレーキがドラムからディスクに、フロントブレーキはABS標準搭載に、リアタイヤにトラクションコントロールを搭載、というように豪華な装備が目白押し。
排気量の変更でトルクがアップすることはもちろん、さらにエンジンが『eSP』から『eSP+』へ変更となり、加速が非常に滑らかになっているようです。
と、良い点を挙げていきましたが…
個人的な感想は「それいる??」です(笑)
私がPCXに求めていたのは通勤や近所への買い物で、その用途と照らし合わせるとまず排気量は150で十分。
何なら任意保険が安くなることもあり小型の125ccでも良かったくらいですが、万が一急いでどこかへ行かなくてはいけない場合に高速道路や制限道路を走行できないことが煩わしいと感じたので150ccを選びました。
街乗りだと30キロ~60キロ走行なので後輪はドラムでも十分ですし、砂利道や土砂降りの路面を走るつもりもなかったのでトラコンも不要。
『PCX160』は旧モデルと比べて革新的な進化を遂げていますし、簡易電源も「ソケットタイプ」から「USB Type-C」に変更され、燃費性能も向上。
そんな魅力的な部分もあったのですが、自分の走行する環境には不要な装備も多かったということで完全に見た目で選びました(笑)
PCX150とPCX160の外観の違い
見た目で選んだと言っても決め手となった点はたった3つです。
ひとつめは、ヘッドライト周りのいわゆる顔部分。
※右は『PCX』ですが、顔は『PCX160』と同じなので比較対象にしています。
『PCX160』の顔も角張ったデザインでそのロボ感がカッコイイのですが、個人的にはこの隈取りの顔にも見えるような『PCX150』がデザインがたまらなく好きです。
そして『PCX150』を選んだもうひとつはホイールです。
※右は『PCX』ですが、ホイールは『PCX160』と同じなので比較対象にしています。
『PCX150』のホイールはよくあるデザインで、特にこの見た目が特段好みというわけではなかったのですが、『PCX160』のホイールのデザインが個人的にちょっとダメでした(笑)
慣れればそんなことないと思いますが、一見した限りではU字ロックもチェーンロックも通しにくそうですし、バイクカバーのロック用ループにチェーンを通して更にこのホイールに通すのはイライラしそうな気が…
あとはなんとなくモジャモジャっとしていて好みではなかったです(笑)
そして最後の決め手だったのが、このPCXが『受注期間限定モデル』であることでした。
受注期間限定モデルとは
私が購入した受注期間限定モデルの『PCX150 ABS』は、2018年にモデルチェンジした第三世代のPCXと中身は全く同じです。
何が限定なのかというと、ずばりカラーリングです。
爆発的な販売数を誇るPCXの新色として「マットイオンブルーメタリック」と「マットギャラクシーブラックメタリック」を受注期間である2020年2月14日から2020年5月31日に注文された分だけ販売しますよというものです。
PCXはその人気ゆえ、道路に出れば1日に4,5台は見かけます。
駐輪場に停めていても、端からPCX、PCX、ひとつ飛ばしてPCX…という具合に、どれが自分のバイクなのかパッと見では分からないというシーンもしばしば。
一応、スマートキーには「アンサーバック」という、ボタンを押せばハザードが点灯して「あなたのバイクはここにあるよ」と知らせてくれる機能もあるのですが、キーレスでバッグから取り出さなくて良いスマートキーの利点を阻害することになります。
となると、目立つ色、他にない色というのはPCXに乗るうえでなかなか重要な部分です。
そんな中で、受注期間限定モデルのPCXは市場の台数も少なく、街中でもほとんど見かけることはありません。
それに「マットイオンブルーメタリック」が好みだったこともあり、この受注期間限定モデルという点が『PCX150』を選んだ最後の決め手となりました。
カスタム内容
今回はカスタム車両を購入したのですが、大きくカスタムされているわけではないものの、シルバーをアクセントにしつつ落ち着いた雰囲気で私好みでした。
以下カスタム内容になります。
- ホンダ純正スポーツグリップヒーター
- ノイワットダンローダウンシート
- SP武川ステンレス製グラブバー(ラージバックレスト)
- SP武川コーンオーバルマフラー
あとはエンデュランス製のラジエーターカバーだったり、フューエルゲートカバーだったり、ところどころにプラメッキパーツが施されていました。
カスタムに統一感があって落ち着いており、あとはサスペンションやハンドルの変更とフォグランプを検討中です。
最後に
結局、納車日はあちこち走り回り80キロほど走行しました(笑)
『SR400』についで2台目に『PCX150』を迎え入れることになりましたが、SRにはSRにしか味わえない唯一無二のドコドコ感、バイクに乗っている感がありますし、PCXには主に燃費と積載という圧倒的な強みがあります。
趣味と実用で乗り分けて、どちらも愛でていこうと思います(笑)
以上、PCXの納車のお話でした!
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